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2008年07月12日

セカンドライフ::リンデンラボとIBM、メタバース間のアバター移動に成功

米リンデンラボと米IBMは2008年7月8日、ベータグリッド(Preview Grid)とOpenSimという異なる3D仮想空間(メタバース)間でアバターをテレポート(移動)する実験に成功したと発表した。

両社の発表によると、この実験は、通常の「Second Life」とは切り離されたテスト専用環境で行われた。Second Lifeの試験用Gridと、3D仮想空間を構築するための「OpenSim」サーバーの間で、アバターをテレポートすることに成功したという。リンデンラボは「仮想世界にとって歴史的な一日」であり、仮想世界の開発を次の段階に進めるための重要なステップとしている。

アバターのテレポートが可能になったことによって、仮想空間に相互運用プロトコルを標準規格として導入すれば、WebサイトからWebサイトへとブラウザで移動するかのように“3Dインターネット”が実現し、仮想世界を商取引、コラボレーション、教育などに活用できる可能性が見えてきた。

OpenSimと通常のセカンドライフとの接続がいつ可能になるかはまだ未定。7月にはOpen SIM接続の実験を行いたい開発者のために「Open Grid Public Beta」を開始するという。両社は,仮想世界間の相互接続性を推進するLinden Labのワーキング・グループ「Architecture Working Group」を通じて,移動実験に用いた「Open Grid Protocol」の詳細などを公開する。また,IBMはOpenSim向けに開発した拡張機能を,Linden LabはSecond Lifeビューア向け拡張機能をオープンソース化する予定。

OpenSimはオープンソースのバーチャルワールドで、Windows PC乗に独自のSIM(サーバ)をたてることができるもの。


Linden Lab and IBM Achieve Major Virtual World Interoperability Milestone
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/24589.wss

セカンドライフ::早稲田大学、米プリンストン大学と共同で「3D 仮想世界を利用した異文化交流を行う研究プロジェクト」を実施

学校法人早稲田大学は2008年7月1日、米リンデンラボが運営する3D仮想空間(メタバース)「Second Life」において、米プリンストン大学と共同で「3D 仮想世界を利用した異文化交流を行う研究プロジェクト」を実施すると発表した。同日、共同研究プロジェクトでSecond Life仮想キャンパスとして大学公式SIM「Waseda University」を開設した。

早稲田大学では、メディアネットワークセンター内に、2007年12月から「早稲田大学バーチャルワールド研究部会」を設置し、運営してきた。。「3D 仮想世界を利用した異文化交流を行う研究プロジェクト」は本研究部会の取り組みの一つとして、バーチャルワールド上での異文化交流がもたらす「現在の遠隔教育の形を変える可能性」や、「これまでにない教育効果をもたらすか」等について研究する。仮想空間Second Lifeの公式SIM「Waseda University」では、今後のバーチャルワールドにおける研究の場として、学内外研究者の利用を促進するとともに、共同研究の公募を随時行っていく。

早稲田大学では、既にSecond Life内に仮想キャンパスを設置している米国プリンストン大学と共同で、「ボイスチャットを利用した、異文化交流」を行う研究プロジェクトを実施することを決定。本プロジェクトは、米国プリンストン大学・早稲田大学双方の学生数名がSecond Life内で、ボイスチャットを利用した異文化交流を行う等の実験を通し、バーチャルワールド上での異文化交流がもたらす「現在の遠隔教育の形を変える可能性」や、「これまでにない教育効果をもたらすか」等について研究していく。

Second Life公式SIM「Waseda University」では、早稲田大学のシンボルである「大隈講堂」、「大隈銅像」、「會津八一記念博物館」、「演劇博物館」、「大隈庭園」を一部再現するとともに、早稲田大学オリジナルグッズの配布、セカンドライフならではの機能であるサンドボックスを設ける等、利用者が自由に表現できる場も提供。公式SIM「Waseda University」の一部の施設からは、早稲田大学の保有するデジタルアーカイブへの接続が可能となっている他、バーチャルワールドにおける共同研究の公募を随時行っている。早稲田大学のSecond Life 公式SIMの制作は株式会社モバイルファクトリーが担当した。

セカンドライフ::レゾナント、教育機関向け「Second Life」バーチャルオープンキャンパスパッケージを提供

レゾナント・ソリューションズ株式会社は2008年6月30日、米リンデンラボが運営する3D仮想空間(メタバース)「Second Life」において、大学や高専、専門学校向けのバーチャルオープンキャンパスサービスを7月1日より開始すると発表した。

バーチャルオープンキャンパスサービスは少子化に伴う教育機関の学生募集(キャンパス体験)を、仮想空間を活用し、定期的に低コストで提供できる。一般的に行っているリアルでのキャンパスを使ったオープンキャンパスや、高校等に出向いてのオープンキャンパスの実施によるコスト負担をインターネット仮想空間「Second Life」を使用し、時間、距離等の問題を解決し、ある期間で連続しての開催が可能になる。オープンキャンパスの施設はレゾナント社が運営するJapan needs、Oita 各SIM(区域)に設けられ、オープンキャンパス施設、学校説明会実施、講演会、模擬授業のためのセミナー会場、展示ギャラリー(学校案内、学生の作品展示を画像、動画等で展示)、Live等のイベント会場が常設される。

バーチャルオープンキャンパスサービスによりリアルでのコミュニケーションを生かした仮想空間Second Lifeでの同時開催や、仮想空間のみでのイベント開催、長期に渡る学校の紹介、展示が可能になり、これまでのオープンキャンパスで来校が難しかった遠距離からの生徒、父兄、中学、高校関係者にもアピールが可能になる。

レゾナント・ソリューションズは仮想空間Second Lifeで店舗やSIM開発・建築受託事業やWebサイト構築サービス、Second Lifeカスタムサービス、Second Life参入パッケージなどを提供する大分県の会社。

バーチャルオープンキャンパス施設
http://slurl.com/secondlife/Oita/203/115/41

バーチャルオープンキャンパスギャラリー
http://slurl.com/secondlife/Oita/247/41/42

セカンドライフ::マグスル、Second Lifeの3Dアクセス解析ASP「simANALYZER」サービス開始

株式会社マグスルは2008年2月28日、米リンデンラボが運営する3D仮想空間「Second Life」において、アバターの行動解析を行うASPサービス「simANALYZER」の提供を開始した。

「simANALYZER」はバーチャルワールド「Second Life」において、センサーユニットを設置することによりアバターの行動を解析し、企業がプロモーションエリアの運営を行うために必要な情報を提供するアクセスログ解析ASPサービス。従来のホームページのアクセスログ解析ではページを基準としてアクセス数を把握する方式が一般的だが、3次元空間にはページという概念がなく、ユーザーの滞在時間も非常に長いために新たな評価手法が必要。マグスルでは多くの参入支援実績および人気エリアの運営実績に基づき、運営担当者が判断を行う上で必要な情報を視覚的に把握できるグラフにまとめた。

また、Second Lifeのセンサーユニットの機能では、1センサーで16名までしか捕捉できないため、イベント等の開催によりアクセスが集中した場合にデータが残らない問題があった。従来の方式ではこれを回避するために、センサーの数を増やしたり、アクセスが集中すると思われる位置に手作業によってセンサーを移動させたりという作業が必要だったが、マグスルの「simANALYZER」では独自の方式により、少数のセンサーでエリア全体をカバーし、短時間にアクセスが集中した場合でもデータを取得することができるという。すでに旅行代理店のJTBがSecond Lifeで展開する「JAPAN TRAVELGUIDE JTB」での採用が決定している。

「simANALYZER」開発にあたっては、博報堂DYグループ・iビジネスセンター3Dインターネットラボ(3Diラボ)の協力を得て実施した。今後も3Diラボとの共同開発・実験・販売を予定している。

マグスル
http://magsl.co.jp

セカンドライフ::マグスル、Second Lifeにショッピングセンター「Quartz」建設

株式会社マグスルは2008年7月11日、米リンデンラボが運営する3D仮想空間「Second Life」において、アバターアイテムを販売するショッピングセンター「Quartz」を建設、営業を開始したと発表した。

「Quartz」は3次元仮想空間リンデンラボにおけるショッピングの新たな形としてマグスルが提案するもので、現実世界同様にウインドウショッピングが楽しめる空間としてデザインした。「Quartz」にはバーチャルショップブランドが多数参加しており、オープニングイベントとしてバーチャルモデルプロダクション「LOVE LIFE AGENCY」によるファッションショーとSecond Life内でのみ活動する音楽ユニット「Chouchou」によるライブイベントが行われる。Chouchou(シュシュ)はSecond Lifeの中でのみ存在する音楽ユニット。

「Quartz」は7月11日 14時にプレオープン、同日22時よりグランドオープン、さらに23時よりChouchouライブでオープニングイベントを実施。

マグスル
http://magsl.co.jp

セカンドライフ::メタバーズ、カヤックらとSecond Lifeで絵画プロモーション「ART-Meter」にて実施

株式会社メタバーズは2008年7月10日、株式会社カヤック、株式会社エイブル・シードと共同で米リンデンラボが運営するバーチャルワールド「Second Life」において、「ダイナミック・アート・システム」を利用した絵画作品プロモーションを開始した。

「ART-Meter」はカヤックが運営するアートのオンラインショップ。プロ、アマチュアを問わず画家から一点もの絵画の委託を受け、面積に応じて価格を決めて販売しており、現在約1,000名の登録画家が数多くの絵画作品を販売している。2007年4月にSecond Lifeで日本企業として初めてオンラインショップと東京・自由が丘のリアルショップとの連動型アートショップとしてSecond Life店の運営を開始している。

新プロモーションシステム「ダイナミック・アート・システム」はポスターやバッグなど、様々な仮想アイテムに絵画作品画像をプリントしてユーザーに提供できる仕組みで、絵画作品の切り替えや、広告挿入も可能とするもの。仮想アイテム上の絵画作品画像をクリックすることにより、art-meter webサイトから当該作品の説明閲覧、実際の絵画の購入ができるようになっている。

仮想アイテム価格は1アイテムあたり1リンデンドルから300リンデンドル。実際の絵画価格は500円程度から数万円。絵画表示は固定の絵画作品を表示することも、絵画作品を切り替えながら表示することも可能。広告は10分あたり30秒間クライアント広告を表示する。広告出稿費用は月間10万円からで、10万分(16660時間)/月の広告表示が見込まれる。

当初は500種類の絵画がプリントされた「ポスター」と「バッグ」からスタートし、年間数千点まで提供絵画作品数を増やすと共に、様々な仮想アイテムにこれらの絵画作品をプリントして提供する予定。

ART-Meter
http://www.art-meter.com

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